【ワンピース考察】〝ゴムゴム(56)〟は「嘘八百」?第1話に隠された〝ゴムゴムの実〟の真実!

〝悪魔の実〟

800万ベリーのおたずね者

 ワンピース第1話、ルフィやシャンクスら〝赤髪海賊団〟がいた酒場にヒグマという男が登場した。彼は山賊として、56人もの人を殺したという八百万ベリーの賞金首である。

 その直後、ルフィは海の秘宝〝ゴムゴムの実〟を食べ、「ゴム人間」となった。

〝ゴムゴムの実〟(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 奇しくも、ルフィは56人殺した山賊の登場直後に「ゴム(56)」の能力を得たのである。そしてこの山賊は第1話を通して描かれることとなる。

〝ウソ800〟

 第25話のタイトルは〝ウソ800〟である。

〝ウソ800〟(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 「嘘八百」には「多くの嘘をつくこと、全くのでたらめであること」というような意味がある。ところでこの25話の扉絵に描かれた魚の顔に覚えはないだろうか

 よく見てみるとどこかで見た山賊にそっくりな顔をしている。確か彼は八百万ベリーの懸賞金がかかったおたずね者だった。

 この800という数字、彼が56人殺したというのは嘘八百だったのだろうか。それを確かめる術はもうないが、今となっては明らかな第1話に描かれた〝ウソ〟が1つ存在する。

 それはルフィが食べた〝悪魔の実〟が〝ゴムゴムの実〟だということである。彼が食べたのはゴム(56)の能力ではなく、ゴムの身体をした〝太陽の神ニカ〟の能力だった。

 これは果たして偶然だろうか。25話ではウソップというウソつきの男が描かれるが、彼にはヤソップという父が存在し、ここでルフィがフーシャ村にいた頃の回想が描かれている。

ヤソップ(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 もし仮に、ヒグマにゴム(56)が〝ウソ800〟だという意味が込められていたとすれば、第1話の時点から既に〝ニカ〟の構想は練られていたということになる。

 そして、この真実が明かされるのは1000話以上も後の事だ。この間にも〝ニカ〟の伏線が描かれ、決して後付けではなさそうということは申し添えておきたい。

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