【ワンピース考察】ルフィは「超人系」「自然系」「動物系」全てを司る〝神〟の能力者!?

ONE PIECE

ルフィの能力

 第1044話にてルフィの能力が実は「ゴムゴムの実」ではなく「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル〝太陽の神ニカ〟」であることが判明した。

 ルフィが宿す〝神〟の能力は「ゴムそのものの性質を持ち空想のままに戦い人々を笑顔にしたという〝解放の戦士〟」で、覚醒は「ゴムの体に更なる〝腕力〟と〝自由〟を与える」と言われている。

超人パラミシア系と動物ゾオン系

 ルフィはもともと「超人パラミシア系」の能力者だと思われていたが、今では「動物ゾオン系」であることになっている。しかし、ルフィの能力には不可解な点がいくつか存在する。

 まずは能力の覚醒に関する描写だ。ルフィはニカのような見た目に変化し、地面をゴムに変えた。ルフィはもともと自由でふざけた人間ではあったが、さらに「自由」さが増したようにも見える。

 こんな「覚醒」はおそらく他の能力では見られないものである。簡単に言えば、動物ゾオン系だと判明し、超人パラミシア系ではないはずなのに超人パラミシア系と動物ゾオン系両方の覚醒を起こしているようだ。

 この能力の特異性に関しては〝神〟が「超人」的な「動物」であることを考えれば至極当然かもしれない。

 他の動物とは違い〝神〟は生物としての能力を超越した存在として、描かれているのだろう。

太陽の神

火拳銃(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 ニカは「太陽の神」であるようで、実はこれまでにルフィは火を使用している描写が何度も描かれている。

 特に頂上戦争で「メラメラの実」の能力者である兄のエースを無くした後から、ルフィと‟火”が印象的に描かれるようになった。

 ルフィが火を扱うことに関しては「エースの意志」による可能性やサンジも火を扱っていることから武装色による影響の可能性などが考えられてきたが、おそらく能力による影響の可能性の方がが高いのではないだろうか。

 パンクハザードでは走るだけで地面が燃えはじめ、ワノ国ではカイドウの〝熱息〟が全く効かなかった。

 このことから、ルフィは「太陽の神」として炎を操れるのではないだろうか。

ルフィとエース(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

「超人パラミシア系」「自然ロギア系」「動物ゾオン系」全てを司る〝神〟

 これまでを踏まえると、ルフィは「悪魔の実」が持つ「超人パラミシア系」「自然ロギア系」「動物ゾオン系」の能力を操れることになる。

 ニカは〝神〟の名に相応しい能力を持ち、その能力は動物ゾオン系能力の「意思」によって導かれるようにルフィに宿った。

 しかし、まだその能力の全てが明かされた訳ではなく、ニカという人物についてもわからないままである。実在したのか、妄想か、空想のままに戦う「太陽の神ニカ」の能力とルフィが共鳴する戦いが楽しみである。

 

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