【ワンピース考察】デービー・ジョーンズとホーディー・ジョーンズについて考える

モデル

デービー・ジョーンズ

デービー・ジョーンズ(ONE PIECE 尾田栄一郎/集英社)

 デービー・ジョーンズとは、悪魔に呪われて深い海底に今も生きているという伝説の海賊です。海底に沈んだ船や財宝は全て彼のロッカーにしまわれるといいます。

深海の海賊デービー・ジョーンズ(ONE PIECE 尾田栄一郎/集英社)

 海賊のゲーム「デービーバックファイト」は、より優れた船員クルーを手に入れることを目的に海賊島で生まれました。
 貰われた船員はデービー・ジョーンズに誓って敵船長の忠実な部下となります。

ホーディ・ジョーンズ

ホーディ・ジョーンズ(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 魚人島編で登場したホーディ・ジョーンズは、〝新魚人海賊団〟の船長です。その名からもわかるように、彼はデービー・ジョーンズと血縁関係にある可能性があります。

「フライングダッチマン」(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 デービー・ジョーンズについて読み解くには、おそらく魚人島編でホーディと手を組んだバンダー・デッケン九世がカギを握ると考えられます。

 デッケンの船「フライング・ダッチマン号」はイギリスの伝承に伝わる幽霊船で、船長はヘンドリック・ファン・デル・デッケンといいます。
 アフリカ大陸南端近く喜望峰近海で嵐に見舞われたデッケンは、風(もしくは神)を罵ったことで呪われ、仲間を失いただ一人で永遠に彷徨い続けることとなりました。

初代バンダー・デッケン(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 同じ名を持つバンダー・デッケン九世の祖先・初代バンダー・デッケンは、海王類を従える古代兵器〝ポセイドン〟を求めて海底を目指したといいます。

 現代のデッケンが9代目ということを踏まれば、初代デッケンは〝ポセイドン〟の力を持つ人魚姫のいた時代、もしくはその後の時代を生きた人物と考えられます。

 海王類を従える力を持つ人魚姫は数百年に一度生まれるとされているため、彼は〝空白の100年〟付近の時代を生きた人物と考えられます。

 ホーディとデッケンが手を組み、ルフィの前に立ちはだかったという事実を踏まえれば、ホーディもまたジョイボーイやデッケンと同じ時代を生きたのかもしれません。

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