ナミとしらほし
〝麦わらの一味〟の航海士ナミと魚人島の人魚姫しらほしには多くの共通点がある。
両者の初対面は魚人島編で、しらほしは初めて会ったナミに対して「何だかほっと致しますね」と発言しており、ナミはそれに「境遇が少し似てるからかな…」と返答した。
確かに、両者の境遇は非常によく似ている。
ナミは幼少期に義母ベルメールをノコギリザメの魚人アーロンの手で銃殺された。しらほしもまた、幼少期に実母オトヒメをホオジロザメの魚人ホーディに銃殺されている。
それぞれ、アーロンは〝東の海〟での「アーロン帝国」建国、ホーディは自らを王とする新しい「リュウグウ王国」の建国を目指していた。
また、ナミは〝アーロン一味の測量士として8年間〟働き、しらほしはバンダー・デッケンの〝マトマト〟から身を守るため硬殻塔に10年間幽閉されていた。
そして、2人を救ったのは〝麦わらのルフィ〟だった。
血筋
しらほしの父である〝人魚族〟ネプチューンとナミは同じオレンジの髪色をしている。さらに言えば、両者は同じ7月3日が誕生日である。
オレンジの髪を持つ登場人物は非常に少なく、その他には「革命軍」に所属する魚人空手師範代コアラが該当する。
彼女もまた、ナミと対比される人物の1人であり、ナミとは対照的に、魚人に命を救われたという過去を持つ。
ナミと人魚
そもそも、ナミと人魚の関係は〝東の海〟編初期から示唆されており、特に古代兵器〝ポセイドン〟の力を持つしらほしとの共通点は彼女の出生や血筋に関する何らかの示唆かもしれない。
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