〝斧手のモーガン〟
モーガンは〝東の海〟に存在する町シェルズタウンの海軍第153支部支部長で、初登場時「大佐」の地位に就いていた。右腕につけた斧の義手と顎が特徴的で、〝斧手のモーガン〟の異名を持つ。
彼はキャプテン・クロを捕らえた海兵とされているが、その真相は、海賊業から身を引きたいクロと催眠術師ジャンゴの一計によって、クロに仕立て上げた偽者を捕らえただけである。
モーガンは、住民からの「貢ぎ」の徴収、歯向かう者の処刑など、大佐の地位を利用して多くの悪行を働いていたが、村を訪れたルフィとゾロによって倒されることとなった。
シェルズタウンでの悪行により捕らえられることになったモーガンは、護送中に油断していた(寝ていた)海軍本部〝中将〟ガープを切りつけ、さらには息子のヘルメッポを人質に逃走に成功する。
モーガンのモデルとなった人物は、17世紀にカリブ海で活動したイングランド出身の海賊ヘンリー・モーガンであり、まず間違いなく今後再登場する人物の1人である。
ヘルメッポの決意
モーガンの実の息子で、父の権力を利用して好き勝手していたヘルメッポは、自分を人質に逃走を図る父に向かって、ある決意を言い放った。
後にヘルメッポは、コビーと共にガープの下で懸命に修業を積み、海兵として大きく成長を遂げることになる。彼が変わった背景には、おそらく彼の決意が関係している。
ヘルメッポの決意とは、「海兵として父モーガンを捕らえること」だろう。
海兵として成長を遂げた彼が父モーガンを捕える日がいつか描かれるかもしれない。
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