【ワンピース考察】ハグワール・D・サウロとドンキホーテ・ロシナンテの共通点

ONE PIECE
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サウロとロシナンテ

 ハグワール・D・サウロドンキホーテ・ロシナンテはそれぞれ〝D〟〝天竜人〟の血を引いており、海兵海賊として活動していた。

 明らかに対応関係にある彼らの持つ共通点について考えていく。

海兵と海賊

 サウロは海軍中将の立場にあった海兵で、ロシナンテは〝ドンキホーテファミリー〟の幹部であり海賊だった。彼らの共通点は、結果的にそれぞれの所属する組織を裏切ったという点にある。

サウロと「政府」(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 サウロはオハラの歴史研究を弾圧する「政府」に不信感を抱き、監獄船からロビンの母ニコ・オルビアを脱獄させた。

ロシナンテの目的(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 一方、ロシナンテは兄ドフラミンゴの暴走を止めるため〝ドンキホーテファミリー〟にスパイとして潜入していた。

ローとロビン

 また、サウロとロシナンテはそれぞれ〝麦わらの一味〟の考古学者ニコ・ロビンと〝ハートの海賊団〟の船長トラファルガー・ローの命の恩人である。

サウロとロビン(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 オルビアと共に監獄船から脱走したサウロは、偶然辿り着いたオハラでロビンと出会い、バスターコールから彼女を救った。

ロシナンテとロー(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 ローと共に〝ドンキホーテファミリー〟の船を降りたロシナンテは〝オペオペの実〟を手に入れ、珀鉛病から彼を救った。

 サウロは海軍を裏切ったことで親友だった後の大将クザンに氷漬けにされ、ロシナンテはファミリーを裏切ったことで実兄ドフラミンゴに銃殺された。

 サウロは生存が判明するまで死亡した人物として扱われており、彼らの「死」という共通点は、ロシナンテ生存の可能性を示唆しているかもしれない。

トランプ

 ロシナンテはファミリーの最高幹部としてハートの席に座っていた。彼のファミリー内でのコードネーム「コラソン」は、スペイン語で「ハート」を意味する。

 トランプはワンピースと関連が深く、4つのスートは〝ドンキホーテファミリー〟だけでなく、「革命軍」やオハラの意志を継ぐ人物にも用いられている。

 これらの4つのスートに関係する人物達の所属組織は複雑に関係しあっている。ロシナンテと共通点の多いサウロもオハラの意志を継ぐ人物の1人であり、何らかのスートに該当するかもしれない。

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