ゴア王国
ゴア王国はエース、サボ、ルフィが共に幼少期を過ごした国で〝東の海〟で最も美しい国と言われている。

しかしその実情は、要らぬものを排除した「隔離社会」であり、高町で豊かな暮らしをする人々の影で、劣悪な環境で暮らす貧しい人々がいる。
王国に〝天竜人〟を乗せた世界政府の「視察団」が訪れた際、国の汚点を全て排除するため王族達は〝不確かな物の終着駅〟を焼き尽くした。
コルボ山の山賊ダダンの下に預けられていたルフィとエースはこの火事に巻き込まれることになる。

国王
過去回想で登場したゴア国王は吹き出しで顔が隠されており、意図して正体を描いていないことがわかる。国王は〝不確かな物の終着駅〟で発生した火事の黒幕である。

実は現在、ゴア国王と王子は不審死を遂げており、現国王はサボの義弟ステリーが務めている。

ゴア王国の貴族サボは自由を目指し、海賊旗を掲げて海へ出た。しかしその直後、ゴア王国へ視察にやってきた〝天竜人〟の乗る政府の船に砲撃されてしまう。

彼の命を救ったのは「革命軍」総司令官ドラゴンである。
ドラゴン
ゴアの王族や貴族が引き起こした火事の際、ドラゴンは火の手から逃げる人々を「革命軍」に引き入れている。

ドラゴンは不審死を遂げたゴア王国の前国王と因縁がありそうである。彼が「革命軍」を組織した背景には、故郷ゴア王国での体験が関係しているかもしれない。

また、ドラゴンとゴア国王の因縁にはルフィの母が関わっている可能性がある。愛する人を「自由」と対極の〝何か〟に傷つけられた過去がドラゴンを革命家の道へいざなっったのかもしれない。
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