【トランプとワンピース】〝ドンキホーテファミリー〟

ワンピース研究・考察
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ドンキホーテ海賊団

 ドンキホーテ海賊団は船長ドンキホーテ・ドフラミンゴ率いる〝北の海ノースブルー〟出身の海賊団であり、ドンキホーテファミリーとも呼ばれる。ドフラミンゴが七武海だった時期には、裏で闇取引に通じ、政府とも取引を行っていた、ドフラミンゴはシャボンディ諸島で登場した人間屋ヒューマンショップや人造悪魔の実「SMILE」に関わっており、闇の〝仲買人ブローカー〟として暗躍していた。

 〝天夜叉てんやしゃ〟の異名を持つドフラミンゴは、父親の「人間宣言」によって下界に堕ちた元天竜人で、800年前にドレスローザから聖地マリージョアに移り住んだ20の創造主の1つドンキホーテ一族の末裔である。

 ドンキホーテファミリーはトランプとの関連が深い。他にトランプとの関連がある組織と言えば「SMILE」の能力者集団「百獣海賊団」や「革命軍」があり、闇と関わる組織と世界の闇を暴く組織の対立構造がみえる。

ドンキホーテファミリーとトランプ

 ドンキホーテファミリーとトランプの関係性は以下の通りである。

  • ドンキホーテ・ドフラミンゴ ジョーカー(闇の「仲買人ブローカー」としてのドフラミンゴの呼称)
  • ピーカ           スペード(ピーカ:スペイン語「pica」はスペードの意)
  • ヴェルゴ・ロシナンテ・ロー ハート(コラソン:スペイン語「corazón」はハートの意)
  • ディアマンテ        ダイヤ(ディアマンテ:スペイン語「diamante」はダイヤの意)
  • トレーボル         クラブ(トレーボル:スペイン語「trébol」はクラブの意)

ジョーカー(ドンキホーテ・ドフラミンゴ)

 闇の仲買人ブローカー「ジョーカー」ことドンキホーテ・ドフラミンゴは人身売買や元政府の科学者シーザー・クラウンを利用して人口悪魔の実「SMILE」の原料となる「SAD」をパンクハザードで製造していた。

 裏世界での地位を欲しいままにしていたが、〝麦わらの一味〟と〝ハートの海賊団〟の同盟に敗れ、インペルダウンに収容されることになった。

スペード(ピーカ)

 ピーカは〝イシイシの実〟の能力者、岩石同化人間であり、見た目に反して声が高いことが特徴である。石でできたドレスローザ王宮においては圧倒的な力を誇ったものの、ゾロの覇気の前にほとんど手も足も出なかった。

ハート(コラソン)

 コラソンというと、ドフラミンゴの実の弟ドンキホーテ・ロシナンテを想像する人も多いが、コラソンはドンキホーテファミリーにおける最高幹部の呼称である。

 初代のコラソンはパンクハザードで登場したヴェルゴ、2代目がロシナンテであり、後任としてローが推されていたものの、結果的にはローがそれを裏切った形となった。

 ドンキホーテ・ロシナンテは13年前に実の兄ドフラミンゴに射殺されている。珀鉛病を患っていたローに〝オペオペの実〟を与え、命を救った大恩人である。

ダイヤ(ディアマンテ)

 ディアマンテは「コロシアムの英雄」とも呼ばれる〝ヒラヒラの実〟の能力者である。ドレスローザ編にてコロシアムに出場するもサボに賞品である〝メラメラの実〟を食べられ、最終的にはキュロスに敗北した。

クラブ(トレーボル)

 トレーボルはオモチャの国ドレスローザにとって重要な存在である〝ホビホビの実〟の能力者シュガーの護衛をしている〝ベトベトの実〟の能力者である。ウソップによってシュガーを気絶させられ、ドフラミンゴと共にローとルフィを迎え撃ったが、敗北した。

闇の組織

 ドンキホーテファミリーは元々〝北の海ノースブルー〟のマフィアであり、人間屋ヒューマンショップや「SMILE」などの取引の他に戦争地域への武器供給やシーザー・クラウンの製造する毒ガス兵器などの取引の後ろ盾となっていた。

 ドレスローザ編では聖地マリージョアにドンキホーテ一族が移り住んでからドレスローザ王国を治めていたリク王から王位を奪い取り、人々をオモチャに変えるなどの悪行が明らかになった。このとき闇の取引を調査するために同じくトランプと関係の深い「革命軍」が潜入しており、武器工場や港などを調査していた。

革命軍(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 ドンキホーテファミリーの出身地である〝北の海ノースブルー〟では「ノースの闇」と呼ばれる陰謀があると言われ、海軍の機密特殊部隊「SWORD」や「革命軍」が調査を行っている。

 ドンキホーテファミリー壊滅後、世界の情勢は大きく変化していることが予想され、「革命軍」の動きや闇と繋がる組織の今後の動向、トランプと縁のある組織の関係性にも注目していきたい。

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