【ワンピース考察】「王下七武海」と「動物」

ONE PIECE
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王下七武海

 七武海は政府に認められた7人の海賊で、未開の地や他の海賊から略奪した収穫を政府に収めることで海賊行為を許されている。

 しかし、七武海の持ち合わせる特権を悪用している海賊が多くいることも事実である。アラバスタ王国の乗っ取りを企んだクロコダイルや海賊にして国王を務めたドンキホーテ・ドフラミンゴをはじめとして、黒ひげやローも七武海の地位を利用して謀略を企てていた。

七武海(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 王下七武海には、ある共通点がある。それは彼らの名前が「動物」に関係していることである。

 これは「動物」に関係している人物が必ず七武海になることを示すものではないが、「七武海」と「動物」の関連について解説していく。

物語初期の七武海

 物語初期の七武海と彼らに関連する動物は以下の通りだ。

  • ジュラキュール・ミホーク  「鷹」:Hawk(ホーク)
  • ドンキホーテ・ドフラミンゴ 「フラミンゴ」
  • ゲッコー・モリア      「コウモリ」
  • ボア・ハンコック      「ボア」は有鱗目ボア科のヘビの総称。
  • バーソロミュー・くま    「熊」:クマ
  • クロコダイル        「クロコダイル」はワニ目クロコダイル科の爬虫類の総称。
  • ジンベエ          「ジンベエザメ」

 このように物語初期の「王下七武海」すべての名前には動物に関係した言葉が使用されている。

※ちなみにこの頃の七武海は「ロマンシング・サガ2」というスーパーファミコンのゲームに登場する伝説の英雄「七英雄」をモデルにしていると言われている。

後に七武海になった人物

 ルフィはクロコダイル、モリア、ドフラミンゴの3人の七武海を倒しており、また、ジンベエが頂上戦争で七武海の称号を剥奪されるなど、政府に従わない者や実力不足と判断された者は「七武海」不適任として権利を剥奪される。

 「四皇」、「七武海」、「海軍本部」という偉大なる航路グランドラインの三大勢力の均衡を保つために脱退した「七武海」は後任となる人物が必要となる。

 後に七武海となった人物は以下の通り。 

  • 黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ) 不明
  • バギー               不明
  • トラファルガー・ロー       「虎」:トラ
  • エドワード・ウィーブル      「牛」:bull(ブル)

 ティーチ’(黒ひげ)とバギーに関しては様々な説があるものの確実ではないため不明とした。バギーは本名が判明しておらずこれから動物との関連が描かれる可能性は十分にある。

 黒ひげは現在「四皇」であり仮にバギーも「四皇」になったとすると、後に「四皇」になる七武海には動物の名前が含まれていないという可能性も考えられるかもしれない。

七武海制度の完全撤廃

 現在、「王下七武海」という制度は完全に撤廃されている。世界会議レヴェリーにおいて王下七武海の海賊による被害を受けたアラバスタ王国のコブラ、ドレスローザ王国のリク・ドルト3世(リク王)の進言や海軍大将「藤虎」による功績が大きいが、三大勢力の一角を担う「七武海」に匹敵するほどの「兵器」を政府が完成させたともいえるだろう。

 「元七武海」の海賊たちがこれからどのような行動をしていくのか、目が離せない。

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