黄金都市シャンドラ
シャンドラは、800年前に〝歴史の本文〟を守る戦いによって滅んだ伝説の〝黄金郷〟。かつて青海にあったシャンドラは400年前に〝突き上げる海流〟によって空に運ばれ、空島となった。
その時から原住民シャンディアとスカイピアに住む「空の者たち」の戦いが始まり、この戦いは〝麦わらの一味〟が現れるまで続いていた。
黄金の国
かつての青色の星にはもう1つ〝黄金郷〟が存在したという。
ワノ国はかつて「黄金の国」と言われていたが、「黄金」と関連する描写が全く描かれていない。
マルコ・ポーロが『東方見聞録』に記した「黄金の国ジパング」は「東方1500海里にある島国であり、黄金宝石に富む」国のようで、日本を指しているという説が一般的だ。
ワノ国は日本がモデルであることから、「黄金の国」という設定は黄金の国と呼ばれたジパングをモデルにしていると推測できる。
導き出される1つの答え
「黄金」という共通点は、ワノ国とシャンドラの歴史的な関連を示唆しているかもしれない。
ワノ国は〝空白の100年〟が明けた800年前頃から鎖国をしていた。400年前のシャンドラもまた、海外との交友が断たれた未発達の地域だった。
ワノ国には〝歴史の本文を彫る石工職人「光月家」がおり、シャンドラはその石を守るために戦った。
多くのシャンドラとワノ国の共通点を踏まえれば、この2つはかつて同一の島だった可能性がある。
空島編では「髑髏の右目に黄金を見た」というノーランドの台詞が真実であったことが判明するが、実はかつてのジャヤの地図にはドクロの左目にも大きな穴が存在する。
ここでワノ国の地図を見てみよう。
非常に簡略化された地図のため、断定は不可能だが、この穴にワノ国があった可能性がある。
この仮説が正しければ、ワノ国は移動した島ということになる。
ワノ国の移動
ワノ国移動の理由は「光月家を守る」のためと考えられる。
また、ワノ国移動の根拠として、空島形成とワノ国の関係も重要である。
カイドウが「焔雲」で鬼ヶ島を浮かせたことからも、ワノ国が空を飛んで移動した可能性は否定できない。〝金獅子のシキ〟の能力〝フワフワの実〟前任者がワノ国を移動させたのかもしれない。
政府が解読を禁じる〝歴史の本文〟を生み出した一族が今日まで途絶えなかった理由には、ワノ国の移動が関係していると考えられる。
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