赤い土の大陸レッドライン
〝赤い土の大陸〟とは「青色の星」の海を2つに両断する巨大な大陸である。
現在、この世界一巨大な大陸の上には天竜人の住む「聖地マリージョア」があるということが判明しており、彼らが住み始めるずっと昔には「神の国」があったとされる。
雲でてっぺんが見えないほど高く、〝赤い土の大陸〟を横断することはほとんど不可能である。
しかし、英雄フィッシャー・タイガーのように素手でこの大陸をよじ登り、奴隷解放のために単独で聖地マリージョアに乗り込んだ人物も存在する。
〝赤い土の大陸〟は〝偉大なる航路〟の入り口であるリヴァース・マウンテンに突入する直前にナミによってその存在が明かされた。
〝血に染まるヘビ〟
リトルガーデンで出会った巨人族ドリーとブロギーは巨人族最強の〝槍〟「覇国」で麦わらの一味の出航を手助けしたが、その際に〝血に染まるヘビ〟という発言があった。
〝血に染まるヘビ〟とはおそらくヘビのように青色の星に巻きつく〝赤い土の大陸〟を指していると考えられるが、これが単なる比喩なのか、事実に基づく発言なのかは判明していない。少なくとも岩肌や地図を見る限りでは明らかに大陸であり、ヘビには全く見えない。
〝赤い土の大陸〟は〝凪の帯〟やリヴァース・マウンテン、〝偉大なる航路〟などのような、形成などに関する多くの謎がある地形の1つであり、これらの謎について明かされるときが来るかもしれない。
オールブルー
オールブルーは青色の星に存在する四つの海域のすべての魚達が住む海のことである。
このような伝説が存在するということから〝赤い土の大陸〟が存在がしていなかった時代があったのかもしれない。
サンジの夢が「オールブルーを見つけること」であることを考慮すれば、オールブルーはどこかに実在している、もしくはオールブルーがかつて存在し、今後また形成されるという可能性が考えられる。
オールブルーが存在するためには〝赤い土の大陸〟と〝偉大なる航路〟を無くす必要があり、このことは今後〝赤い土の大陸〟の謎が明かされる可能性を示している。
パンゲア超大陸
聖地マリージョアには「パンゲア城」という名前の城があり、作者本人が「パンゲア」という言葉を使ったことに意味があるというような発言をSBSでしていたことから、「パンゲア超大陸」に類する歴史的な出来事があったことは間違いない。
パンゲア超大陸とは、約3億年前に大陸移動が行われる前に存在したとされる巨大な大陸の名称で、現在存在するすべての大陸はこの超大陸から大陸移動と共に分離して形成されたとされる。
そのままの素直に受け取るなら、青色の星の上にある島々は全て1つの巨大な大陸だったと捉えられるだろう。そうなれば〝赤い土の大陸〟そのものがワンピースにおける「超大陸パンゲア」の名残だとも考えられる。
一方、陸ではなく海が1つだったと考えることもできる。現在分断されている4つの海が元々は1つの海であったとするならばオールブルー伝説が生まれたことにも頷ける。
しかしいずれも〝赤い土の大陸〟がかつて青色の星に存在していなかったという仮説を肯定する根拠になりうるため、この大陸はいつ、どのよう形成されたのかという最初の謎に帰結することになる。
いつから存在していたのか
〝赤い土の大陸〟はいつから存在していたのだろうか。これまでに述べてきたようなことを根拠に〝赤い土の大陸〟は人為的に形成されたとする説は数多く存在する。
そのうちの有名なものの1つとして、「悪魔の実」の能力覚醒者によって形成されたという説があるが、聖地マリージョアが誕生するよりずっと昔に「ルナーリア族」の住む「神の国」が存在していたことから、人工的な大陸なのであれば「空白の100年」ではなく太古と呼ばれる時代に形成されたと考えるしかなくなった。
青色の星はなぜ大陸によって2つに分断されているのか。
この謎が解決されるのであれば、この大陸が赤い理由やその圧倒的な標高などについても判明するのかもしれない。
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