ナミ
〝麦わらの一味〟には、未だ出生が明かされない船員が何人もいる。その1人がナミである。
ナミはアーロンに支配された〝東の海〟ココヤシ村で生まれたわけではなく、元海兵のベルメールによってノジコと共に拾われた戦争孤児である。
つまり、ナミの出生は未だ何もわかっていない。
ヴィラ
ヴィラは青色の星に存在する国の名である。
ナミはこれまで2回ほどヴィラに触れており、ナミの出生に関わっている可能性がある。

22巻SBSではヴィラの説明があり、ノーランドがいた400年ほど前までは「陽気な町」だったが、現在はクーデターを繰り返す「国」なってしまったとされている。
ナミはこの国で起こったクーデターに巻き込まれた所を拾われたのかもしれない。
ヴィラについては作者自らが今後本編で触れると明言しており、そこでナミの出生の秘密が明かされるかもしれない。
天候を操る女
ナミは登場初期から、天候を理論だけでなく肌で感じ取っているということがわかっている。

ナミが天候を予測する場面は幾度となく描かれており、これも彼女の出生に関係するかもしれない。
また、ナミは10歳にして島の地図を描くほどの才能を持つ天才である。
シャボンディでの一味崩壊後はバーソロミュー・くまによって空島ウェザリアに飛ばされ、天候の科学を学ぶことで航海士としてはもちろん、強力な戦闘力を得ている。
しらほしとナミ
魚人島編では、しらほし姫がナミについてこのように表現している。

ナミは「境遇が似ているから」と返しているが、アーロンについても然り、彼女は魚人や人魚との関連が多い。
確かに両者の境遇は非常に似ており、親(ナミは義母)が銃殺され、8年間もの間測量室に閉じめられたナミと、10年間硬殻塔に幽閉されていたしらほしは明らかに対比されて描かれている。
人魚か天女か
サンジはナミの美しさを表現する際、「人魚」や「天女」という言葉を用いてきた。


ルフィ書いたナミの絵が魚の姿をしていたことやしらほしとの関連などから、彼女の出生には人魚に関連した秘密があるのかもしれないが、これだけでは天候を感じ取る能力が解決できない。
また、サンジの発言から〝月の人〟のような天女の子孫の可能性も浮上する。
ちなみに、ウェザリアで天候を教わったハレダスは空島ビルカの出身者であることが判明しており、ここでも彼女と月の関係がみられる。
ナミは〝人魚〟と〝月の人〟の血を引く存在なのだろうか。
コメント