【ワンピース考察】黒炭オロチから紐解く黒ひげの正体と「空白の100年」

〝空白の100年〟
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オロチと黒ひげ

 オロチと黒ひげには多くの共通点がある。それらの詳細については後述することになるが、まず第一に見た目や風貌が似ているという指摘がある。

黒ひげ(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)
黒炭オロチ
(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 輪郭や髪型、眉毛の形こそ似ていないものの、口などのパーツや全体的な風貌には共通点があるようにも見える。

 そもそもDの一族と光月家は密接な関係にあることがわかっており、ルフィと光月家、黒ひげと黒炭家が対応して描かれている可能性がある。

 黒炭オロチと黒ひげにはいずれも「黒」という色を表す文字がついている。オロチはSMILE取引やCP-0との取引などで闇に通じており、黒ひげは「ヤミヤミの実」の能力者である。

 反対にルフィやおでんは「赤」系統の服を着ていることが多い。さらに言えばロジャーも赤い帽子、衣服を身に着けていた。

ワノ国のルフィ(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 この「赤と黒」という関係性についてはいずれ別の記事で考察することになるだろうが、オロチと黒ひげの「黒」、そして「闇」に関する共通点は頭の隅に置いておく価値がある。

裏切り者

 かつての黒炭家はワノ国の大名たちの暗殺を企み、将軍の座を狙っていた。また、オロチは黒炭家の復讐のために力を得て将軍に近づき、トノヤスや光月おでんを裏切ってワノ国の将軍の座に上り詰めた。

 一方の黒ひげは、白ひげ海賊団でサッチという仲間を殺すという裏切りを行い、ロジャーの息子で「赤」を象徴する「火」の能力者であるエースを倒した。

 いずれも裏切りからのし上がった人物であり、ここでも彼らの対応関係が示唆されている。

ヤマタノオロチとケルベロス

 オロチは「ヘビヘビの実 幻獣種 モデル:ヤマタノオロチ」の能力者であり、ヤマタノオロチは首が8つある幻獣である。

 一方、黒ひげは悪魔の実を2つ食べたことや夜眠らないという点、三つドクロの海賊旗などから「イヌイヌの実 幻獣種 モデル:ケルベロス」の能力者だという説がある。

 ここまでの両者の対応関係を見る限り、オロチがヤマタノオロチの能力者であることは黒ひげがケルベロスの能力者である根拠ともなりうる。

空白の100年

 ルフィと黒ひげおでんとオロチの敵対関係が対応して描かれていたとすると、「空白の100年」における彼らの祖先にも因縁があるように感じる。

 ワノ国の5つの大名の光月家と黒炭家、Dの一族であるモンキー家とマーシャル家の因縁や裏切りが「空白の100年」から続く、約800年の時を超えた運命的な関係で結ばれていたとすると、過去にどのような歴史があったのだろうか。

 「空白の100年」にて巨大な王国が、のちの世界政府となる20の国の連合国に敗れたのにはいくつもの理由があると考えられるが、その主たる要因がマーシャル家の存在だとも考えられる。

 このように黒ひげとオロチの共通点から導き出せる様々な対応関係、敵対関係を紐解くことで、巨大な王国がマーシャル家の裏切りによって敗れ去り、滅んだという構図が浮かび上がってくる。

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