【ワンピース考察】エースの妹「アン」は既に登場していた!?

ワンピース研究・考察

「女の子ならアン」

 20か月もの間エースをお腹に宿し、力尽きて亡くなったロジャーの妻にしてエースの母親ポートガス・D・ルージュ。

 彼女の発言の中に興味深いものが存在する。

女の子なら「アン」(ONE PIECE 尾田栄一郎/集英社)

 この発言は何のために描かれたのか疑問に感じた人も多いのではないだろうか。

 この発言からエースに妹(もしくは姉)が存在する可能性が考察されるようになり、アン・ボニーという実在の海賊をモデルにしていると言われているジュエリー・ボニーやナミなども「アン」の候補に挙げられているが、実は「アン」という人物は既に登場している。

 アンという存在が登場した以上、エースに妹がいるとすればその人物以外ありえないだろう。

歌姫アン

歌姫アン(ONE PIECE 尾田栄一郎/集英社)

 アンという人物が登場したのは映画「ONE PIECE STANPEDE(ワンピース スタンピード)」においてで、海賊万博の主催者側に招かれたスペシャルゲストの歌姫として登場している。

 一見、映画のオリジナルキャラのようだが、実は東京ワンピースタワーのLIVE ATTRACTIONというライブショー限定の登場人物だったにもかかわらず、非常に珍しく逆輸入という形で映画にも出演することになった。

 アンはビジョビジョの実の能力者で、触れたものを幻影として出現させることができる能力を持つ。

 注目したい点は、彼女の能力によってLIVE ATTRACTIONでも映画スタンピードにおいてもエースを投影するシーンがあったことだ。

 こうなってくると彼女の能力もエースを登場させるためのものであるかのようである。

 しかも、彼女にはエースと同じ「そばかす」が存在する。そばかすのある人物はワンピースの中でも少なく、アルビダでさえ、スベスベの実の能力によってそばかすがなくなっている。

 さらに映画においてアンはサボからエースの投影を頼まれており、戦いが終了した後には革命軍に保護されている。

 これが果たして偶然といえるだろうか。

 アンの出身は「とんがり島」のライブハウスということになっているが、これは生まれた地のことではなく彼女が活動していた東京ワンピースタワーのことである。

 つまり、彼女の生まれた場所が南の海サウスブルーのバテリラである可能性は十分に残っている。

 エースの母ルージュが双子を生んでいたということになれば、可能性は十分にあり得る。 

 ルージュの出産はガープが見守っており、エースの素性が幼少期はばれていなかったことを踏まえると、もう一人の女の子を誰にもばれることなく生かすことができる。

 エースの存在はエースが海賊として頭角を現した時にはばれてしまっていたが、ルージュが双子を生んでいるということさえ知られなければ、アンがここまで生きてこられたことにも説明がつく。

 エースの妹(姉)にしてロジャーのもう一人の子供、「アン」は果たして存在するのか、これからs苦衷での登場はあり得るのか、注目していきたい。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました