【旧約聖書とワンピース】「ノアの方舟」

ノアの方舟

　「ノアの方舟」とは、旧約聖書『創世記』において神がノアに造らせた舟のことである。

　人類の堕落に怒った神は、大洪水によって人類を滅亡させることを決める。そこで神は「正しい人」ノアに方舟を造ることを命じた。

　ノアは自らの家族と雌雄一対の動物達をノアに乗せ、人類や生物は滅亡を免れた。

　魚人島にはノアという名の巨大な方舟が存在している。

　これは〝空白の100年〟に実在した〝ジョイボーイ〟という人物との約束の時を待つ船で、〝海王類〟が引くために造られた。

　魚人島には数百年に一度〝海王類〟と会話ができる人魚が生まれ、この力は古代兵器〝ポセイドン〟と呼ばれる。

　〝海王類〟を従えることができる〝ポセイドン〟は悪用すれば世界を滅ぼし得る力であるが、この力は「正しく導く者」によって導かれるという言い伝えがある。

　つまり、方舟ノアにはタイヨウの下での生活を望む魚人島の人々を乗せ、深海1万ｍの海底から地上まで送り届けるという役目がある。

　魚人島の占い師マダム・シャーリーの予言によれば、未来に〝麦わら帽子〟を被った人物によって魚人島は滅ぼされてしまうため、魚人島の滅亡から魚人族や人魚族を救うためにノアは存在する。