【ワンピース考察】ゾロは覇王色の素質を持っているのか

ワンピース研究・考察
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覇王色の覇気

 「覇王色の覇気」は、数百万人に1人しか持たないとされる「王の資質」で、相手を威圧する力であり、 新世界で名を馳せる四皇などの海賊はこの覇気を扱える。

 ルフィやエース、ヤマトなどは血筋の影響からか、自ら意識することなくこの力を発揮しており、遺伝的な影響も少なからずあるようである。覇王色は他の2つの覇気とは違い、コントロールはできても鍛錬により得ることは不可能で、本人の成長でのみ強化すると言われている。

覇王色の特性(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

閻魔の覇王色

 ワノ国編にてゾロがカイドウと対峙した時に、カイドウはゾロの覇王色の資質について言及していた。これには様々な議論が交わされているが、一説にはゾロがワノ国で渡された刀「閻魔」には本人の流桜(覇気)を勝手に引き出す性質があり、カイドウ戦でのゾロの覇王色が「閻魔」によって無理やり引き出されたとも言われている。

 ワノ国編においては覇王色も纏うことができるということが判明しているが、流桜はおそらく武装色の一種である。さらに威力の強い技として覇王色と合わせて使用することもできるということだろう。

武装色の覇気(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

阿修羅

 「阿修羅」は、CP-9のカクとの戦いにおいて初めて使用した技でカクに気迫による幻だと言われている。

阿修羅(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 CP-9の六式は覇気に通ずるところがあり、ウォーターセブンでの戦いは覇気に関わる技が多く登場している。「紙絵」は見聞色、「鉄塊」は武装色につながる技だと考えれば覇王色に対応する技も登場している可能性は高い。

 先ほどのレイリーの発言では覇気は使用者の気迫そのものであるとされているようだ。つまり、気迫により幻を見せる「阿修羅」が覇王色に通ずる技である可能性は十分にある。

冥王シルバーズ・レイリー

 海賊王の右腕レイリーとゾロはそれぞれの船長であるロジャー、ルフィの最初の仲間である。ルフィが海賊王になるにはゾロがレイリーと同等か、それ以上の戦闘力を有す必要があると考えられる。つまりゾロが覇王色の資質を秘めており、これからコントロールが可能になる可能性は非常に高いといえる。

 そもそも、ゾロは人に従うような男ではないと言われることや、その戦闘力などから船長だと誤認される描写があるため、人の上に立つ資質を秘めていると考えられる。

覇王色の覇気(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

結論

 結論としてゾロがカイドウ戦で使用したとされる覇王色が本人の資質によるものかについてははっきりと断定できないが、ゾロが覇王色の資質を有しており、いずれ使用できるようになることは間違いないだろう。

 根拠としては霜月家の血筋や剣士でもあるロジャー海賊団の副船長レイリーの覇王色、「阿修羅」という技などが挙げられる。

 ゾロの覇王色を用いた戦闘がワノ国編で描かれるのか、その後の展開で描かれるのかはわからないが、読者としては非常に楽しみにしたいところである。

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