〝北の海ノースブルー〟
〝北の海〟には「〝北の海〟の闇」と呼ばれる海軍や革命軍が秘密裏に調査している事案がある。
〝北の海〟はドフラミンゴファミリーの拠点「スパイダーマイルズ」やローの生まれた「フレバンス王国」などがあり、出身者は他にも黒ひげ海賊団・悪政王アバロ・ピサロやキッド、ホーキンス、ベラミー、などであり、この地域は決して治安の良い海域だとは言えない。
海軍関係者ではサカズキ(赤犬)、ボルサリーノ(黄猿)、ドレークなどがおり、〝北の海〟の闇は彼らの入隊理由と何か関係があるかもしれない。ドフラミンゴの暴走を止めるために機密特殊部隊にいたロシナンテ(コラソン)はこの闇の核心に迫っていたものの、途中で実の兄であるドフラミンゴによって殺されている。
〝北の海〟は他にもヴィンスモーク家が治める「ジェルマ66」や、民話「うそつきノーランド」、「海の戦士・ソラ」の物語などがある。では、この海に蔓延る闇の正体とはいったい何だろうか。
〝北の海ノース〟の闇
〝北の海〟で闇といえば闇取引の仲買人だったドンキホーテ・ドフラミンゴが関係している可能性が第一に考えられるだろう。ドフラミンゴは世界中に武器を供給し反乱や戦争の火種を生んでいた。
ルフィのドフラミンゴ討伐後は革命軍側の反乱軍が勝利を収めはじめ、各地で大きな影響が出た。ドレスローザの武器には「酒鉄鉱」という特殊な鉱物が含まれており、武器製造の黒幕がこの鉱物を流し込んでいた可能性が浮上した。
〝北の海〟の闇には裏で大物と繋がっていたという闇の仲買人ドフラミンゴが大きく関係していそうであるが、ここまで話してきた内容は闇の市場がもたらす世界への影響であり、〝北の海〟だけの問題ではない。
〝北の海〟にはさらに何かしらの特殊な事情があるようだ。世界中の戦争を助長している黒幕がそこにいるのかもしれないし、その海で起こっている特別な事件があるのかもしれない。
ここで1つ重要な設定についてみてみたい。
40年続く戦争
結論から言えば「北の海の闇」の正体は「40年続く国に雇われた海賊達による戦争」に関連するものである可能性が高い。尾田先生の設定ノートに書かれていたものであるが、これが真実であれば、「青色の星」に蔓延る〝闇〟は想像よりも根深いものかもしれない。
仲買人とは「卸商から商品を仕入れて小売商に販売する商業者」のことであるため、「酒鉄鉱」をドフラミンゴに流していた黒幕が〝北の海〟にいる可能性がある。
〝北の海〟にはかつて「四国斬り」をしたヴィンスモーク・ジャッジ率いる〝戦争屋〟ジェルマ66がいるなど、国の覇権争いが熾烈という印象を受ける。これらはとある陰謀によって起こっていることなのかもしれない。
戦争を40年も長引かせる理由は何なのか。1つの理由は戦争が金を生むからだと考えられる。
戦争がなければ武器を売ることはできず、戦争兵器市場は儲からないくなってしまう。しかし、ドフラミンゴが41歳であることを踏まえるとこの戦争は金以外にも何かしらの理由があるのかもしれない。
〝北の海〟では国に雇われた海賊達が戦争をしているようだが、40年も戦争が続くということは海賊を派遣している人達、武器を供給している人達、戦争を助長している人達も世代交代している可能性がある。
このような点から考えると〝北の海〟の闇は大きな陰謀のために「世界政府」などの世界中枢の関係者が関わっている事案なのかもしれない。海軍機密特殊部隊「SWORD」が秘密裏に調査しているように、中枢内部の人間がこの闇に大きく加担している可能性は高いかもしれない。
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