ルルシア王国を滅ぼした兵器
第1060話では「8ヵ国革命」を起こした国の1つ「ルルシア王国」が何らかの攻撃によって滅ぼされた。結論から言えば〝天竜人〟と「竜」の関係性から、この攻撃の正体はイム様の操る本物の竜による攻撃という可能性がある。
この兵器については様々な考察がなされているが、これが「存在自体が世界を揺るがす」というマリージョアの国宝なのか、世界最強の軍事力「古代兵器」なのか定かではない。
象主ズニーシャ
イム様が竜を操るという考察は、それほど突拍子のないものではない。
900年前の戦争においておそらく「巨大な王国」を率いたジョイボーイは〝象主〟を従えていた。仮に、イム様が〝空白の100年〟の人物ならば「連合国」軍として〝竜〟を従えて戦った可能性がある。
象主は未だにその強さの全貌が明らかになっておらず、作中でも屈指の「兵器」である。つまり、政府側にもそれに匹敵するほどの生物兵器が存在した可能性は高い。
また、象主とイム様は同じような〝鷹の目〟を持っており、主従関係はそれぞれ異なるが、この仮説が正しければ竜を従えるイム様と象を従える光月家という対比が成立するかもしれない。
〝天竜人〟と竜
〝天竜人〟はその名に「竜」の文字が含まれることからわかるように、竜との関連が深い。〝天竜人〟の奴隷には〝天駆ける竜の蹄〟と呼ばれる〝天竜人〟の紋章の「焼き印」が付けられる。
また、「世界政府」の研究施設跡があるパンクハザードの竜には、〝天竜人〟が気に入ってつけた名前が存在することも明かされている。
以上のことから、〝天竜人〟と「竜」には彼らにまつわる何らかの歴史が存在する可能性が高い。
ルフィやゾロはこのパンクハザードのドラゴンを食べている。つまり、これらはロボットではなく生物であり、血統因子をもとに作られたクローンの可能性がある。
パンクハザードのドラゴンがクローンであれば、青色の星にはドラゴンの血統因子が存在することになる。
かつてワノ国上空に現れた竜を斬ったという剣豪リューマの伝説からもわかるように、青色の星に竜は実在する様だ。
新たな「竜斬り伝説」
「竜斬り伝説」が真実であれば、巨大な竜が数百年前にリューマよって殺されたことになる。つまり、ルルシアに使用された兵器が竜だとすれば、リューマに斬られた竜の末裔かもしれない。
今回ルルシア王国に使用されたような強力な攻撃が今まで行われなかった背景には、竜の子孫の成熟を待っていたという可能性もある。
また、「バスターコール」はこの攻撃のカモフラージュだったのかもしれない。
スリラーバーク編で、ゾロはブルックの影が入ったリューマに勝利を収めており、リューマから受け取った「秋水」が国宝のワノ国では、ゾロがリューマの血筋であることが示唆された。
つまり、ゾロが今後「竜斬り伝説」に匹敵する戦いをする可能性は高まったといえる。
パンクハザードの竜を斬ったのは他でもないゾロであり、彼はワノ国編でも龍に化けるカイドウに傷を負わせた。
〝最終章〟でゾロがイム様の操る竜を倒し、新たな「竜斬り伝説」を歴史に刻むのかもしれない。
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