【キリスト教とワンピース】ハグワール・D・サウロと使徒パウロ

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サウロとパウロ

 ハグワール・D・サウロはDの名を持つ巨人である。

 政府によって禁止されている「古代文字」の解読および「空白の100年」の研究を行っていたオハラの考古学者を海軍の中将として捕えるが、護送中のニコ・オルビアとの対話の中で真剣に歴史を知ろうとしているだけのオハラの学者を世界の脅威とする政府に疑念を抱き、オハラのために戦った。

 後にオハラでかつての同僚であったクザン(後の大将「青雉」)との戦いに敗れ、戦死したとされている。

 ユダヤ人のパウロ(ヘブル名:サウロ)はキリスト教の使徒である。

 ユダヤ教の伝統の強い環境に育ち、初めはユダヤ教徒としてキリスト教徒の迫害に乗り出したが、回心してキリスト教の伝道者となった。

 しかし、後にエルサレムで捕らえられてローマに護送され、皇帝ネロの命により殉教したとされている。

 このように両者には自分の信じていた考えや教えとは全く逆の道を歩むようになったという共通点がある。

その後

 パウロは布教活動のみならず、キリスト教神学の形成にきわめて大きな役割を果たした。パウロの書簡は『新約聖書』に加えられている。

 サウロはオハラのバスターコールからのロビンを救うことで、オハラの考古学の知識を後の世代に残した。

 サウロは後に大将となるクザンによって凍らされ、死亡したことになっているが、元帥の座を争って戦った赤犬が青雉にとどめをさすことができなかったように、かつての同僚であったサウロに青雉がとどめをさすことができたのかはわかっていない。

  オハラのバスターコールには中将時代のサカズキ(赤犬)やクザン(青雉)が招集されていたことなどを鑑みても、サウロが死亡したと断定するには時期尚早かもしれない。

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