【ワンピース考察】発火する種族ルナーリア族の正体

ワンピース研究・考察
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ルナーリア族

 百獣海賊団の大看板「火災のキング」が発火する種族「ルナーリア族」、もしくは関係した何かであることが判明した。

 かつて「赤い土の大陸レッドライン」の上には「神の国」が存在し、ルナーリア族が住んでいたとされている。

 ルナーリア(lunaria)とは、ムーンストーンを表すイタリア語で、植物の学名やワインの名前にも用いられている言葉である。

 ルナ(luna)とは月の女神を表す言葉で、ソ連の月面探査機にも名前が用いられている。

 いずれにせよ、ルナーリア族は月に関係する種族であることは間違いないが、彼らが発火することはどのように関連があるのか、また彼らの住む土地はなぜ「神の国」と呼ばれていたのか、現時点では謎が多い。

ルナーリア族の黒い翼

 ルナーリア族の可能性が高い百獣海賊団大看板の一人であるキングは黒い翼を持つ種族であることも重要な要素である。

 翼を持った種族は月の民である可能性が非常に高いが、月の古代壁画には黒い翼を持つ種族は描かれていなかった。

 ビッグマムの発言によりキングが万国トットランドには存在しない種族であることが判明しており、この発言からキングがルナーリア族であることはほぼ確定的であるといえる。

 黒い羽を持つ種族は、どのような種族なのだろうか。そして、最近になって登場したことに何か歴史に関係する重要な意味が隠されているのではないだろうか。

インペルダウンとの関係

 黒い翼と聞いて、最初に思い浮かべるのがインペルダウンだろう。署長のマゼランをはじめとして彼らには黒い翼がついている。インペルダウンの看守の翼はキングの翼とは違い、羽毛のようなものがない装飾品のような翼である。

シリュウとマゼラン(ONE PIECE 尾田栄一郎/集英社)

 だが、マゼランやシリュウとキングは姿形、服装などがとても似ている。

 クイーンがキングに対して「拷問好き」と発言していたことを踏まえると、キングは署長としてインペルダウンにいた時期があるのではないだろうか。

 インペルダウンが沈められた月の民の王国という考察を行ったことがあるが、その王国はルナーリア族の王国である可能性も出てきた。

 インペルダウンが赤い土の大陸レッドラインの近くに存在していることからも不可能な話ではないといえる。

神の住む「限りない大地」との関係

 エネルの故郷ビルカでは、神は「限りない大地フェアリーヴァース」つまり月に存在するものとされている。

 このこととルナーリア族にも関連があるように思われる。

 そうなると月に古代都市ができる以前、ワンピースでいうところの「太古の昔」の歴史である可能性が高い。

 ミンク族のような電気を用いる種族がいるように、火を扱う能力を持つルナーリア族はまだまだ多くの謎を秘めているようだ。

黒足のサンジ

 発火するという特性は、黒足のサンジを彷彿とさせる。

 サンジの悪魔風脚ディアブルジャンブは武装色の類と考えられていたが、血統因子操作によってルナーリア族の能力を有している可能性も出てきた。

 しかし、これに関してはルフィも似たような技(火拳銃レッドホークなど)があり、武装色の覇気である可能性の方が高いのではないかと考える。※ちなみにレッドホークという銃は実際に存在しており、そこから名付けられたと考えられる。

まとめ

 ルナーリア族に関する考察を行ってきたが、やはり未だに全貌はつかめない。

 神の国に関する昔話がいつの時代の話かによって、どのように歴史に関係しているのかが変わってくるため明言は避けざるを得ないが、この種族は聖地マリージョアができる以前の赤い土の大陸レッドラインの謎に迫る大きな鍵を握っている。

 彼らがどこから現れ、なぜ「神の国」と呼ばれるようになったのか。今後の展開から目が離せない。

 

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