【ワンピース考察】カイドウのモデルは海の悪魔「リヴァイアサン」!?

ONE PIECE
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カイドウ

最強の生物(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 カイドウは「四皇」の1人であり、人造悪魔の実「SMILE」と動物ゾオン系〝悪魔の実〟古代種の能力者集団「百獣海賊団」を率いる船長だ。

 カイドウは「最強の生物」と呼ばれているが、海賊として7度も敗北し、海軍や敵船に18回も捕まっているという。カイドウが「最強」と呼ばれる所以は「誰も彼を殺せなかった」からである。

 趣味は自殺であるというカイドウは本人でさえも殺すことができないほどである。

 実はカイドウは旧約聖書に登場する「リヴァイアサン」という生物との共通点が多い。

リヴァイアサン

 リヴァイアサンは旧約聖書『創世記』にて、神が天地創造の5日目につくりだした存在だ。

 リヴァイアサンもまたカイドウのように、その硬い鱗と巨大さから、いかなる武器も通用せず「最強の生物」と言われれている。恐ろしい歯を持ち、鼻から煙を出し、息は炎のようで、口から火を吐くとされる。

リヴァイアサン(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 その姿はワニや巨大な魚、クジラとも想像され、近年では海蛇や竜とも言われる。陸の怪獣ベヒモスと対をなす巨獣である。本来はつがいで存在していたが、その危険さから繁殖しないように雄は殺されて、雌だけが生きている。その代わり雌は不死身と言われているようだ。

 大航海時代のヨーロッパの船乗りにとっては、船の周りを泳いで渦巻きをつくり、船を一気飲みにするクジラのような巨大な海の怪物として語られていた。

 物語との直接的な関連はわからないが、「海の悪魔」と呼ばれていることや大航海時代との関連などからリヴァイアサンとワンピースは少なからず関係があるといえる。

 カイドウはリヴァイアサンをモデルにしているという可能性はあるかもしれない。

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