アラバスタ地下神殿に眠る「歴史の本文」(ポーネグリフ)
アラバスタの地下神殿に存在する「歴史の本文」は、真の歴史を語る「真の歴史の本文」ではないもののクロコダイルが欲していた「兵器」についてのすべてが記されていたとされる。
ここで言及されている「兵器」とはおそらくクロコダイル率いるバロックワークスが求めていた古代兵器「プルトン」のことであろう。
クロコダイルは「プルトン」がアラバスタにあると考えていたようだが、アラバスタにあるのはそのありかを記す石のみであり、その本体はアラバスタにはないと予想される。
ロビンはプルトンのすべてを知っている
アラバスタの地下神殿における描写をそのまま解釈すればロビンはアラバスタの「歴史の本文」を読み、プルトンに関する「すべて」を知っていることになる。
ロビンの目的はオハラの学者たちと同様に「歴史のすべてを知りたい」ということのみであるため、プルトンをはじめとした古代兵器には全く興味がない。このことがこれまでの冒険でロビンがプルトンについて言及していない理由とも考えられるが、単にプルトンのありかとなる島に上陸していないという可能性も考えられるだろう。
プルトンは島1つを跡形もなく消すことのできる強大な軍事力であり、歴史的にも重要なものである。ロビンの口からプルトンについて語られる日がいつか訪れるだろうか。
コブラはどこまで知っているのか
地下神殿における会話から推察すると、コブラはアラバスタの「歴史の本文」にプルトンに関するすべてが記されていることについて理解していたが、石に記されていることについてはさほど知ってはいないようであった。
しかし、ロビンとの会話の中で「歴史の本文」の真の役割を知った際に「ならばなぜ我々は―」という疑問を抱いており、アラバスタの歴史について何らかの知識があると考えられる。
コブラはロビンとの会話で得た問いに対する答えをその後の「世界会議」で求めていた。
彼はアラバスタとその歴史について何を知り、何を思ったのか、アラバスタはかつて世界にどのような影響を及ぼし、現在に至るのか、すべてが語られる日が待ち遠しい。
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