【ワンピース考察】ゾロ死亡説について考える

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〝鬼徹〟の呪い

 ゾロ死亡説を裏付ける最大の根拠は、ローグタウンで手に入れた〝鬼徹〟と呼ばれる刀にある。

 ゾロはローグタウンで〝三代鬼徹〟を手に入れたが、鬼徹一派の刀はことごとく「妖刀」であり、手にした者が非業の「死」を遂げることから、呪われた刀と言われているという。

 ゾロはこの呪いと自らの「運」を試し、〝三代鬼徹〟の呪いには打ち勝つことができたが、この刀が三代目ということから、この世には少なくともあと2本の〝鬼徹〟が存在するはずである。

〝呪い〟とゾロ(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 ワノ国で登場した〝二代鬼徹〟をゾロが手にすることはなかったが、それを使用したルフィがカイドウ戦で死亡したことから、運のいいルフィでさえ〝鬼徹〟の呪いには勝てないことが判明した。

 万が一ゾロが〝初代鬼徹〟を手に入れた場合、その呪いに彼が勝てるかはわからない。ワンピース読者の間でも有名な「三度目の正直説」を考慮してもゾロ死亡の可能性は捨てきれない。

 「三度目の正直説」とは、ルフィがこれまでのボス戦で2度の敗北(もしくは対峙)の後に、勝利を収めてきたことから浮上した説である。

 ワノ国におけるカイドウ戦のみ例外で、カイドウからの3度目の敗北はルフィの〝太陽の神ニカ〟の能力覚醒のきっかけとなった。

 つまり、ゾロは〝初代鬼徹〟の呪いによって死ぬかもしれない。

 そもそも死の伏線とも捉えられる刀をわざわざゾロに持たせていることから、ゾロがこの先死亡する未来は避けられないのかもしれない。

死の境地

 ゾロは〝東の海イーストブルー〟のバラティエにおける世界一の大剣豪ジュラキュール・ミホークとの戦いで、死の窮地に立たされた。ここで負った傷は続くアーロンパークの戦いでも描かれることになる。

ゾロとミホーク(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 ゾロはミホークとの戦いに限らず、これまで何度も死の窮地に立たされている。アラバスタにおけるMr.1ダズ・ボーネスとの戦いはゾロ自ら〝死の境地〟という言葉を使用していた。

死の境地(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 また、485話〝麦わらの一味・海賊狩りのゾロ〟において、スリラーバークにやってきたバーソロミュー・くまによって再び死の淵をさまよっている。

くまとゾロ(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

死神

 アーロンパークの戦いで、ゾロは「死神」という言葉を使用している。

死神(出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』集英社)

 「死神」は西洋における大鎌を手にした骸骨で、生命の死を司るとされる神である。実際に、ワノ国編ではゾロの前に「死神」が現れており、明らかな死の予兆が現れている。

〝閻魔〟と〝地獄の王〟

 ゾロはワノ国の侍・光月おでんの愛刀〝閻魔〟を手に入れた。

 「閻魔」とは、仏教などにおける「地獄の大王」で、生前の罪を裁く存在であり、ゾロは鬼ヶ島におけるキングとの戦いで、「地獄の王」になることを宣言している。

 これはゾロが死から復活する示唆なのか、死者の国の王になる伏線なのかわからないが、少なくともゾロが死亡する可能性は高まった。

 〝海賊王〟の右腕シルバーズ・レイリーにも〝冥王〟という異名があることから、〝未来の海賊王〟の右腕ゾロも死にまつわる異名が付くと考えられる。

珍獣の島

 最後に、突如何気なく描かれた第22話の物語とゾロの死の関係性について考える。

 ガイモンが登場した「珍獣の島」は〝ひとつなぎの大秘宝ワンピース〟にまつわると考えられており、ゾロは直前に〝バギー海賊団〟との戦いで深手を負っていたことから、珍獣の島に上陸していない。

 もしこれが伏線だとすれば、ゾロは最後の島に上陸できない可能性がある。

 ゾロの夢はあくまで「世界一の大剣豪」になることであり、その夢はミホークを倒すことで実現するが、ゾロがワンピースを見ることなく死んでしまう可能性は今のところ否定できない。

ゾロの死

 〝麦わらの一味〟の剣士ロロノア・ゾロは未来の海賊王モンキー・D・ルフィの最初の仲間であり、これまでの冒険の中で何度も死の境地をくぐり抜けてきた。

 ゾロ死亡説についてはあまりにも多くの伏線が存在し、死は避けられない運命なのかも知れない。

 しかし、一味にはブルックのように「黄泉返り」を果たした船員クルーも存在する事から、「地獄の王」となったゾロが現世に再び戻る可能性もある。

 万が一ゾロが〝鬼徹の呪い〟によって死亡しても、彼には「地獄の底まで斬り伏せる」と称される〝閻魔〟があることから、何らかの形でルフィ同様に「死から復活」する可能性に期待したい。

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