ヤマトとは
ヤマトは四皇カイドウの息子であり、性別は女である。カイドウに反感を抱いており、光月おでんを尊敬してやまない。おでんの処刑の場を見ており、彼の航海日誌も拾っている。イヌイヌの実幻獣種モデル「大口真神」の能力者である。
ヤマトという名前は「日本書紀」などに登場するヤマトタケルからとったと考えられ、大口真神は狼(ニホンオオカミ)を神格化した存在で真神は狼を表す。
ヤマトタケルが東征の途中、邪神との争いで道に失ったときに忽然と現れて道案内をした白狼が後の大口真神であると言われている。
ヤマトとルフィ
ヤマトがルフィを待っていた理由は、ルフィがかつてワノ国を訪れたエースの弟だからだろう。エース亡き後、エースと海に出られなくなったヤマトはルフィに船に乗せてくれるようお願いしようと思っていたと考えられる。
おでんの意志を継ぐ赤鞘の侍たちと共闘していることをヤマトは知らなかったため、ルフィのことを知るきっかけとしてはエースによるものが大きく、おでんの航海日誌によって何らかのDの一族の秘密を知っているがルフィがDの一族だと知ったのはあとになってからである。
ヤマトはなぜ航海日誌を持っていたのか
ヤマトは九里にておでんの航海日誌を拾ったと言っていた。おそらくエースとも九里で会ったのだと考えられるが、不明な点としてはどうやって鬼ヶ島から出ることができたのかだ。
ヤマトは、おそらく航海術のようなものは身につけておらず、鬼ヶ島からは自力で出られないということがわかっている。
しかし、ヤマトはおでんの公開処刑を見ていると言っているので日誌をそのときに拾った可能性は十分に考えられる。実際に本人はその後に拾ったと言っているが、ヤマトは28歳なので、20年前はまだ子供だった。
だがそれが何のためのワノ国上陸で、どうやって海を渡ったかは不明である。
航海日誌に書かれた「ある大切なこと」とは
おでんの航海日誌の中身は、おでんの過去編で少しだけ登場しているが、ヤマトはおでんの日誌には彼の豪快な人生の他に、「ある大切なこと」が書かれていると言っている。それは果たして何であろうか。
一つ考えられるのは、ワンピースに関する重要なことだろう。おでんはラフテルに到達しており世界を全てを知っている。つまりそれに関することが書かれていることは可能性として高いといえる。ワノ国の歴史と鎖国の原因、開国がなぜ必要かについて書かれている可能性もある。光月についてのことも書かれているだろう。
だが、そうだとしてもそれについて明かされるのはカイドウを倒した後などであって、まだ少し先のことだろう。
カイドウとビッグマムを倒し、ワノ国編の終盤でこれまで明かされなかった謎が一気に判明してしまうかもしれない。
ヤマトは仲間になるのか
ヤマトが麦わらの一味に入る可能性は十分にある。今のところルフィを除いて9名の仲間がいるが、物語序盤でルフィは仲間は10人は欲しいと言っていたことから少なくとももう1人仲間に加わることは間違いない。
ヤマトの加入の理由としては、まず女性だということだ。男女比から考えても次の仲間は女性である可能性が高いだろう。
だが、ワノ国編開始当初はワノ国の侍が加入すると予想していた。悪魔の実と数の伏線からしてもフクフク(2929)の実を持った錦えもんが加入する可能性は十分にあったがミスリードだったかもしれない。
もしくは光月一族の誰か、モモの助もしくは日和なども可能性としてはあるだろう。
錦えもんが加入しないとすると、2929の実の条件は満たされない。だが、その条件を満たす可能性がもう一つある。ニキュニキュの実を一味の誰かが食べる可能性だ。
もちろんそれにより、くまの死が完全に確定してしまうために少し悲しい部分はあるが、錦えもん以外の加入となるとそれが一番有力だろう。
光月の意志を受け継ぐ者が一味に入るとすると、ヤマトもその対象である。
おそらくワノ国の侍たちはカイドウを打倒したあとのワノ国再建に尽力するであろうし、モモの助にいたってはそのときの次期将軍である。特に赤鞘の者たちも日和も、20年の空白の期間を仲間と埋める時間が必要である。
このような点からワノ国編後にすぐに仲間になれる可能性はヤマトが1番高いのではないかと考えている。
これからのカイドウ・ビッグマム戦でのヤマトとの連携にも注目していきたい。
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